2015年06月09日
鳥の目
鳥瞰図。日本の大家の展覧会でみせていただきました。
上から見る機会が少なかった時代に上からの景色を、しかもテーマをもって1枚に構成する仕事がされていました。絵であり図でありです。どこを強調するか、細かく描くか、実は遠いところも見過ごしそうなところも、特徴を捉えてしっかり描かれています。ミクロからマクロまで、単純なスケール化だけでは描けない構成力がすばらしいです。決して強弱ではありません。弱がない絵です。地理学の地域のとらえ方、描き方、関連づけ方とその表現方法としてたいへん勉強になりました。ジオラマの構成にも似ているようにも感じられました。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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