2017年09月27日
地域活性化に
久々のジオラマ。
明後日からの地理学会で、それにあわせて市民活動展示コーナーが設けられることになりました。そこに、桑名からでているローカル線北勢線を活性化しようと市民グループが展示することになりました。そこでにぎやかしにと、北勢線をモチーフにしたジオラマを作ることにしました。ジオラマの社会貢献・学術化の大きなチャンスでもあります。はたして間に合うかと思いながらも、スケジュールを勘案していくと何とかなりそう。ナローゲージという線路幅762mmの路線なので、今回はNナロー、6.5mmのレールを使いました。さらに特徴的な車両も。これはうまい具合にペーパーキットがでていました。心配した動力も意外に力強く、勾配も作れます。その具合をみながら、70×30cmの相変わらず小さなスペースに入れ込んでみました。終着駅、沿線ハイライトのめがね橋、河岸段丘の田畑、執着駅近くの沿線はけっこう山も深く林業も行われるようなところ、こちらのテーマの獣害も深刻です。そんな情景を入れ込むようにしましたが、いかんせん小さなスペース、めがね橋はまがり橋ととなりました。小さなスペースながらリバース線になっていてその配線に手間取ったり、さらには車両下回りの長さより車体の方が長いことがわかり、そのためカーブも敷き直したりと、敷設段階で時間をとってしまいました。そんなこんで、車両を製作しつつ、線路を敷き、情景をつくり、本業仕事もあれこれあり、自分の学会発表準備もあり、という中での突貫工事で、来春開業予定ということでなんとか出せる程度になりました。久々の車両製作、ペーパーキットは難しく、ずれるわ、塗装は悪いわで、アップに耐えられない出来となってしまいました。ジオラマも、これから住民募集で暮らしてもらい、生活を創っていかねば、シカもサルも毛を生やし、農地を荒らさないように共存できるよう生息してもらい、路線工事も完成させねばです。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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