2016年07月27日
地域文化資源
付知川沿いに。
かつて走っていた鉄道をネタに巡ってきました。廃止になったのは1978年の秋。その後保存資料館ができました。なかなか訪問できなかったのですが、市役所の方々と伺うことができました。今も多くの人々がやって来るようです。中央にジオラマレイアウトがあります。100分の1のスケールで、下回りやレールはNゲージのものを使っていますが、車両はすべて自作。何と架線から電気を取るようにもなっていました。圧巻なのはその情景。建物、地形、すべてが現地の再現です。かつて乗っていた人たち、近くに住んでいた人たちみなさん記憶を呼び起こしていました。想像ではできないリアルな世界です。今の管理人の方はかつての運転士さん。運転時の貴重な話も伺えました。今も走っていたらどれほど目玉になったことだろうと残念がっていました。しかし、路線跡がけっこう残っています。サイクリング、ウォーキングコースになります。路線は、集落の中を家々と寄り添うように、あるいは、渓谷の中を、岩山を切り開いて走っていました。この地域特有の自然、文化も間近にゆっくりじっくり見ることができます。いろいろと話が膨らみました。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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