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2014年12月07日

海に向かって2014冬

海に向かって2014冬
大<望>年会。

全国から44人が集まりました。旅館貸し切りで大広間ではちゃんとステージセット。宴会が始まり、にぎやかなうちに、笠木さんのことば。「肩書き抜きのつきあいをして、金にならん・儲からんことで、悪口を言い合う本音でつきあえること」、「自分は労働者でないが、労働者の気持ちになろうと下はジーパン、上はアロハと労働者文化で世界共通になったものを身につけてきた」「生気を発せよ」などなど、あと一言の一言一言が重いです。そのうちに全国各グループの歌と演奏が始まりました。下っ端なんでと気楽にしていたら、いきなりお呼びがかかりあたふた。練習なしの上にフィドルの人を欠いての演奏で、おまけに山転落の指打ち身がぶり返していて、タイミングがうまくとれずヘタレでした。そのうち、笠木さんのリクエストに、いろんなセッションで、みんな輪になって歌い、会場が踊りの輪になり、とてもいい雰囲気でした。歌は闘いとともにあるり、喜び、悲しみもいっしょにあること、それでつながることが実感できました。こんな様子に、「今日は希望が見えた。実現するのは百年後になるかもしれんが」と、笠木さんが一曲歌いました「これがすべての終わりとしても」。しんみりとしかし、力をもらえる歌です。終わったのが深夜0時。それから二次会です。こんどは、笠木さん指名で歌が続きます。これまでお目にかかりたかった人たちともお話しできました。いわきの人たちとはイナゴや山菜採りのできなくなった現状の悔しさを、東京の自立支援のレストランの人たちには、「笠木さんが来るたびに虫食いの話しをするんですよ」と聞きました。じゃあ今度持っていきますと訪問する口実ができました。そうこうしているうちに、「海に向かって」を歌えとの声が。えっどうして自分が??と思いつつ、歌わせていただきました。この歌にまつわる思い出、悔しさ、嬉しさ、絶望と希望がよぎります。3番の「それでも それでも 精一杯生きたいのです」では声が詰まってしまいました。一次会の最後に笠木さんが「希望が実現するのは百年後になるかもしれんが」といっていましたが、自分の研究も「見てくれる人が百年後にいるかもしれんが」といわれていました。3倍やれば、3倍広くでれば、30年になるかなと思ってやってきました。どうか30年お元気でいてほしいです。最後は、この会を主催した人が、「イワウチワの花」を歌いました。イワウチワの花とは?の声に奥さんが、ていねいに説明されていました。いっしょに2時過ぎまで寄り添って、「並んですわって 花をみていた」の歌詞、これは2人の今なんだと感動でした。今夜の笠木さんのリクエスト曲もそれぞれの思いをくんでされていたのだとわかりました。
そして、部屋に戻って3次会へ・・・、時刻は4時に。

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Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)日常
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