2014年05月22日
ジンバブエから
お客さんを串原に。
3月のジンバブエ調査で知り合った先生が、学会と調査で来日しました。農村暮らしをみたいということで東京から京都へ移動する合間に串原へ案内ししました。ふつうの民家、ハム工場、神社、田園風景、そして伐採現場、そうこうしているうちに「彫刻がしたくなった」と木を分けてもらいました。温泉も気に入っていただきたっぷり露天風呂に浸かりました。そして囲炉裏の火を囲んでお話。「土地は所有するものではない。先祖がうまく使ってきた、さらには人類以前のもの。自分たちは悪くしないように使わせてもらうだけだ」所有とは違う概念があります。これが植民地に崩されその結果独立への戦いとなりました。この感覚は地元の人たちもまさにそうだと。そして話よりも彫刻を見せたいと、夜に木を彫り始めました。薪ストーブと囲炉裏の暖の中、創造的な気持ちが広がりました。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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