2013年12月22日
かぜに吹かれて
パプアニューギニアは。
ウェワクへ1週間の調査です。満席でどうにもならなかったところ、長年のよしみの伝手で航空会社に直談判してもらって確保できた席。3人がけのB737はとても窮屈なので、英語話せて救助の手伝いできるから非常口の通路席2つ(ここは2席でゆったりしている)と、お願いとリクエストをいれておいたら、ちゃんととってもらえていました。機内に乗ってみれば、その周りは意外に空いていました。後ろ席がまるっとあいていたのでそちらに移り、横になって爆睡できました。これでかなり風邪が吹き飛びました。飛行機は30分遅れで早朝のポートモレスビーに到着。この時点で国内線乗り継ぎにはまだ1時間半あるからと余裕でした。ビザはあっさりとれましたが、荷物のダンボール箱が一つでて来ません。とりあえず紛失の手続きをして、税関へ。最近はチェックが厳しい(チップを要求するため)との話をきいていましたが、やはりカバンの中身をくわしく見られ、段ボール箱の調査票も調べられました。そんなこんなで1時間を切りました。国内線カウンターに行くとはものすごい人であふれています。あと30分というところで、いっしょに行った人が、「7時の飛行機に乗るのよ〜」と叫びながら前に進んでいき譲ってもらって、手続き。とりあえず調査票の段ボール箱は17kgあるのでそれを預け、あとは手持ちで。こんどは入り口で呼び止められ、秤に載せろと。1キロオーバーしているからだめだといいます。こんな状態では預けにいくこともできません。1キロ分は衣類なので出して身につけるからといい、なんだかんだと通してもらえました。すると今度はセキュリティチェックで、荷物が大きすぎないかと、中身をまたチェック。これでは大きすぎて機内の荷物入れに入らないからだめだとかいうので、縛ってぎゅっとするから大丈夫といい、ここもなんだかんだで通してもらいました。どうやらチップほしさのようです。あと15分切っているというところで慌ててカンターへいくとまだだよ。ごったがえす回りの人たちもよかったねとにこやかです。混雑していてもいらついていないのがほっとできます。結局1時間遅れくらいで飛び立ちました。荷物も当然収まりました。
ウェワクに無事ついて、これからお世話になる村の人たちに会って打ち合わせ。いろんな経費がずいぶん値上がっています。先週は町中で暴動があったとか。
夕方、ポートモレスビーで受け取れなかった荷物が届くかもと宿の人に連れられて空港へ。17時過ぎに着くはずがなかなかこず、そのうちに21時半予定との放送が・・・空港前の芝生に座って一休みです。夕暮れ時、海風に吹かれて気持ちいいです。ヤシの木も揺れています。雨季に入って雨はまだ本降りになってないそうですが、黒い雲がわきたっています。
そんな中で過ごす話題は最近の忙しい毎日のことに。「頭の一部がなくなっていた」状態と。研究は論文書いてなんぼだよねというのに、なかなか論文の書けていない現状を「けなすよりけなされる人になりたい」これは知らない人には誤解を招くよねと「研究者は、批判するより批判される人でありたい」と、なかなかの名言になりました。そんなこんな来春のシンポジウムのアイディアやら研究テーマやら話していくうちにどんどん構築されていきました。そうこうしているうちに20時半を過ぎ、もう今日はこなさそうだから明日もう一度出直そうと宿の人がいってきたところでプロペラ音が!さぁ荷物は?無事出てきました。たぶん一度オーストラリアのケアンズまで行ってまた戻ってきて、飛行機が遅れたから載せてもらえたのかもしれません。いろいろあるけどなんだかんだとどうにかなるのがここです。アィディアもできて、やっぱり余裕の時間・場所に身をおくことが大事だと思いました。
ウェワクに無事ついて、これからお世話になる村の人たちに会って打ち合わせ。いろんな経費がずいぶん値上がっています。先週は町中で暴動があったとか。
夕方、ポートモレスビーで受け取れなかった荷物が届くかもと宿の人に連れられて空港へ。17時過ぎに着くはずがなかなかこず、そのうちに21時半予定との放送が・・・空港前の芝生に座って一休みです。夕暮れ時、海風に吹かれて気持ちいいです。ヤシの木も揺れています。雨季に入って雨はまだ本降りになってないそうですが、黒い雲がわきたっています。
そんな中で過ごす話題は最近の忙しい毎日のことに。「頭の一部がなくなっていた」状態と。研究は論文書いてなんぼだよねというのに、なかなか論文の書けていない現状を「けなすよりけなされる人になりたい」これは知らない人には誤解を招くよねと「研究者は、批判するより批判される人でありたい」と、なかなかの名言になりました。そんなこんな来春のシンポジウムのアイディアやら研究テーマやら話していくうちにどんどん構築されていきました。そうこうしているうちに20時半を過ぎ、もう今日はこなさそうだから明日もう一度出直そうと宿の人がいってきたところでプロペラ音が!さぁ荷物は?無事出てきました。たぶん一度オーストラリアのケアンズまで行ってまた戻ってきて、飛行機が遅れたから載せてもらえたのかもしれません。いろいろあるけどなんだかんだとどうにかなるのがここです。アィディアもできて、やっぱり余裕の時間・場所に身をおくことが大事だと思いました。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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