のなかぐらし

300系引退。

デビューして20年ほど。私の就職人生と同じです。当初「のぞみ」は東京−新大阪を早く結ぶため名古屋飛ばしで話題になりました。乗車しても乗り心地の悪さ、ゆれにびっくりでした。時代をリードした車両の引退とのことで感慨深く、２月末に最終運用している東京15:03発の「ひかり」にうまく時間の合う日があったのですが、会議が長引き、山手線も車両点検で遅れてしまい乗りそびれました。でも姿は見納めようと、後続ののぞみで追い越して、名古屋駅で待ち構えていたら、なんとその日は700系でした。もはや幻かと思っていましたが、その後５日に再チャンス到来。こんどは名古屋11時58分発の「こだま」。３時間は乗っていられず、名古屋で待ち構えて、出発を見送り、きしめんを食べて、一仕事して、40分後の「のぞみ」で追いかけ、新横浜で待って乗車。乗り心地は改良されたそうですが相変わらずの揺れでした。そういえばこの列車は折り返して「ひかり」になるんだと、東京で降り有楽町で待ち構え。駅前の本屋さんのベランダから見送り、欲しい本も入手して有楽町線に乗って職場へ。次の日には夕方に名古屋で会議ができました。となるとちょうど名古屋駅へ入ってくる東京発の「ひかり」を迎えられるなと、テツポイントへ。仕事とうまく合いつつ、追っかけテツ気分でした。この日の仕事は、はからずしも、20年前やっていたネタがらみのものでした。今またそれに注目します。20年前のデータが生きています。仕事も会議も往復も楽しく、こちらはまだまだ仕事が続きます。

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