2011年09月14日
おとねたで
中2の夏もアルバムから。
岐阜県坂下で野外コンサートが開催されるとの広告。キャンプをして1泊2日です。中津川から付知へ走っていた北恵那鉄道も近くだなと友人と行ってみました。照りつける強い日差し、パンフレットに「内陸性気候」と書いてあったのが、そうかこれかと実感。坂下駅から5キロの山道を上り、会場へ。森の中からおもしろい音と形の楽器を弾く人がでてきました。これがバンジョーかと。ステージでも同じ楽器が演奏されています。こんな音楽があるのだと、すっかり魅了されてしまいました。そして、ブルーグラスへ、フィールドフォークへ。ブルーグラスを求めてアメリカへ行って、「土着」って何だろうから巡り巡って。フィールドフォークはフィールドワークになりました。手作りでできることもいっしょになりました。ここを訪れて20年後、木にも関わるようになって、木工作家の早川謙之輔さんとも知り合い、昔レコードで聞きましたといえば「その時々でおもしろいことをやっていけばいいんじゃない」と。付知で「砂漠の民の木の暮らしブッシュマンの道具展」を開催したら見に来ていたけました。「自分は今まで切り出しナイフを一本持っていればいいと思ったが、丸刃の方が応用できていいことがわかった」と感想をいただきました。この人の言葉や活動に影響を受けてきましたが、ちょっとうれしかったです。それからも10余年たちました。山にもっと恩返しせねばです。
Posted by のらなか at 00:00│Comments(0)
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