のなかぐらし

久々に会おうかと。小学時代からの友人とおうち食堂の夜。なんだかんだと自分たちははずれもんだよねと、日頃のうまくいかなさで盛り上がります。酒も二人して毎月のように出かけていた田舎の貨物鉄道の終点の町にある酒蔵のものと来れば、どんどん進みます。気も大きくなり、「世の中の９割の人は１か０かで考える。その方が楽だから。だけど自分たちは100か0か、その間の99も見るんだ」と。たしかにそうかもです。１割でなくても１億人に一人でも50億人いれば50人います。そこでわかってもらえることやるのは楽しいよねと、話題はそのうちチョコ・コロネのうずまきに。こういうのを自分たちは仮説を立てるっていうけど、世間では妄想っていわれるんだよねとも。また、自転車に乗って分かれ道ごとにじゃんけんして勝った方に進んでいくのやりたいよねと。当時はどこまでいってどう帰り着いたやら。しばし少年時代というよりいまも中２病の夜でした。若者もがんばっています。いつどこでどうなるかはわかりません。何かこだわりをもっていれば、どこかでつながってきます。