先人に学ぶ

のらなか

2016年08月28日 00:00


生地へ。
フィリピンでふと観た番組で松浦武四郎のことをとりあげていました。アイヌの人びとの村に入りいっしょに生活し、実情を訴え、出版して世に知らせ、役人になって地名付けに活躍したものの、不平等な扱いを止めさせることは認められず、辞職して・・・というのがおもしろく、松阪の記念館へ行ってきました。北海道にいた頃に少し仕事でかかわったものの、人物としてはみていませんでした。北海道だけでなく全国をまわり、対馬からさらに海外に渡ろうとしていたこと、240冊もの本を出版し、さらにわかりやすく伝えるため漫画にもしていたこと、1畳の書斎を作ったこと、などなどとてもおもしろい人生を送った方でした。地理学者の先人としても学ぶところ大です。聖地ですね。

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